キックボクシングジムで女性初心者が継続するためのルーティンを詳しく解説!
女性の方でキックボクシングに興味はあるけど、なかなか踏み出せない方に
女性会員が現在行っているキックボクシングジムの練習ルーティンを動画付きで解説します。
以下のように考えてるジム初心者の女性の方は、是非最後まで記事を見て頂けると参考になると思います。
「キックボクシングやりたいけど厳しそう」「〇〇歳だともう遅い!?」「痩せる?」
このように色んな考えの女性がいる中で、キックボクシングジム通いが続いている人の特徴やトレーニングルーティン(習慣)をジムの現状も踏まえて書いていきたいと思います。
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キックボクシングジムの女性の利用者は何人くらい?
まずキックボクシングジムの情報として、ひと昔前は男性しか通えないようなプロ養成型のジムが殆どで、女性は全会員数の3~10%ほどでした。
※名門ジムでない限り、会員数は50~100人程で3~10人が目安
やはり女性が増えない理由としては
・ジムが汚い
・選手ばかりで環境が怖い
・指導者も選手優先で初心者は放置される
・ジムが臭い
・女性会員が少なくてつまらない
などの理由がよく挙げられます。
しかしながら、現在はプロ養成型のジム(=ガチジム)でも以下のような女性が通いやすい対策がされているので、ひと昔前より割合が増えているようです。
ガチのキックボクシングジムの場合は看板選手や特別なインストラクターで女性の割合が増える
ガチのキックボクシングジムでは、有名な選手との交流という目的で通う女性も増えています。
練習内容・女性同士の交流はさておき、対選手、対インストラクターでの交流に価値を感じている女性が多い印象です。
しかしながら有名な選手との交流は、必然的に試合の応援込みの付き合いという形になるので、キックボクシングの試合が好きでない女性は厳しいかもしれません。
また、現在はフィットネスに特化したレッスンの時間帯を設けているキックボクシングジムが多く、そこでのレッスンを受け持っているインストラクターはコミュニケーション能力に優れていて女性受けがイイ方が多いので、女性が増える傾向にあります。
レッスン内容によっては、女性が5人以上が同じ時間帯で、レッスンを受けていることも珍しくありません。
※キックボクシングジムで女性5人以上が一緒にいることは滅多にない
特に女性で型が上手くて盛り上げ上手のカリスマ性のあるインストラクターがいるジムが女性集客力が強いようです。
まとめると
ガチのキックボクシングジムだと、時間帯限定で女性の割合が20%以上、多いと60%、70%になるレッスンもある。
それ以外のプロ養成の時間帯になると殆ど100%男性。
※選手を目指す女性もいます
一方、フィットネスの色が強いキックボクシングジムだと1日中、女性が通いやすいスケジュールなので女性の割合が多い。
フィットネス志向の強いキックボクシングジムの場合は、女性が30%以上
結局のところ、フィットネス志向のキックボクシングジムは、選手を目指す男性が利用することはないので雰囲気的にも女性が来やすくなります。
また、女性が通う事を前提にしているので清潔感のある空間、盛り上がる練習、スタッフのコミュニケーション能力向上などを心がけているところが殆どです。
仮に上手い方がいたとしても、現役を引退していることが殆どで試合の事を考えてピリピリしている事はないので、気楽に話しやすい事が多いです。
都内など意識が高い女性が多い地域では、より女性が多いという印象がありますが、田舎でやっているキックボクシングジムでも約半数が女性というジムもあります。
※スマイルキックも4年間を通して全体の30~50%が女性会員
女性が多くなる理由としては
・同じような境遇の女性の仲間がいるから頑張れる
・向上心の強い女性同士で価値観が合いやすい
・ガチな男性がいないので、初心者が伸び伸びと運動したり会話ができる
という形で女性が定着するから、どんどん女性が入会しやすいという状況になりやすいです。
選手としてやっていきたい方、有名選手と交流したいという方でなければ、フィットネス志向の強いキックボクシングジムの方が安定して楽しめるのではないかなと思います。
一般女性(初心者)の利用目的について
一般的に女性の会員さんが希望していること、利用目的を調査すると以下のような目的で通われていることが分かります。
※スマイルキック調べ
ダイエット目的
殆ど全ての女性がダイエット・減量・ボディメイクを希望しています。
特にジム初心者は単純に体重を落としたいという欲が強いようで、減量という意味合いでダイエットを希望しています。
そして痩せたい理由としては
20代女性だと、「痩せてカワイイ服を着たい」「結婚式までに痩せたい」「彼氏を作りたいから」などが多いです。
30代女性だと、「産後太りから体型を戻したい」「運動習慣がなくなったから」「旦那(彼氏)に痩せてこいと言われた」などが多いです。
健康維持・増進
40~50代の女性に多いのが、健康維持・増進です。
具体的にいうと
・血圧を下げたい
・健康診断を乗り切りたい
・メタボ判定は避けたい
・美味しくお酒を飲むために頑張る
などはよく聞きます。
その他の理由
他の理由としては、「趣味探し」「ストレス解消」「テクニック向上」「人脈づくり」などが挙げられます。
基本的には、ストレス解消は全年代の女性に当てはまる事が多いです。
また趣味探し・人脈づくりなどは若い世代に多く、テクニック向上に関しては初心者というよりは、ある程度キックボクシングを続けた女性で稀にいる印象です。
以上から分かる事は、基本的に女性はキックボクシングを通じて痩せたいという事を考えているという事です。
継続している女性の特徴
意思が強い人、強くなった人
ダイエットとして利用している方の中でも明確な結果を出して、「このトレーニングを〇〇くらい続けると身体が変わる、体重が落ちる」というのを実感した人は継続する意志が強くなっていきます。
徐々に強制せずともジムのルーティンを組んでトレーニングを進んで行っている印象です。
また、キックボクシングで汗をかいて体重が落ちた人やトレーニングが楽しくなってきた人は気持ち的に余裕が生まれるからか、ワンランク上の目標にチャレンジできるようになり
・ミット打ちをハードにやる
・ディフェンステクニック練習を齧ってみる
・蹴りの連打を速く打てるように頑張る
・部位痩せにチャレンジする
・ヒップアップ、バストアップにチャレンジする
など、目標もより明確に絞って考えていく女性が多いです。
特にキックボクシングの場合は、身体の変化もさることながら、テクニックも向上していく楽しみもあるので目標を多く持ちやすいのが良いところかなと思います。
意思が弱い人
とりあえず・・・という気持ちで継続して来館していても 1人だと何をやったらいいか分からない、1人だとヤル気が起きない・・・という女性もいっぱいいます。
そんな方は
「〇〇さんと話したいから行こう」
「〇〇さん達と一緒に練習するのが楽しい」
「〇〇トレーナーが強制してくれるから、行くだけ行こう!」
という風に誰かの影響を受けてジムに引っ張ってもらっている方が多いです。
もちろん、女性の初心者は最初はみんな右も左も分からず気持ちがノって来ないと思うので、まずは仲間・同士を見つけるというのは大事です。
例えば、スマイルキックでは緩く会員さん同士で楽しくコミュニケーションを取りながら、キックボクシングは ついでのような感覚で趣味?体型維持?日課?みたいな感覚で通われる女性の方もいます。
それにも関わらず、こういう心持ちでの利用でも継続していて結果も出ています。
ということで日々、仕事や家事で疲れている女性は、キックボクシングジムで余計に疲れてしまう・・・よりは、少しでも楽しく癒しがある環境でストレスフリーで練習できる事が理想かなと考えています。
そんな方は特にフィットネス志向の強いキックボクシングジムが継続しやすいと思います。
一般女性のキックボクシングジムルーティン
一般的な女性のキックボクシングジムでのトレーニングルーティン
※スマイルキック調べ
①ストレッチは平均10分前後
前屈・開脚や腰の回旋、脹脛を伸ばす・・・など定番のストレッチを10分~15分かけてやっています。
また長く通っている方ですと、誰かと話しながらやっている印象です。リングロープに足をかけて太腿を伸ばす方もいます。
②ウォーミングアップは縄跳びがダントツ人気
ストレッチの後は、殆どのジムで縄跳びを5~10分跳ぶのを推奨しています。
何故かというと、身体が温まってから練習をした方が怪我予防にもなるし、ダイエット効果も高くなります。
③シャドーボクシングはする人としない人が半々
男性ですと、基本の動きを復習して上手くなる為にシャドーボクシングを取り入れている人が多いですが、女性は8割の人がしません。
理由としては「テクニック向上を考えていない」、「シャドーボクシングはつまらない」からだそうです。
とはいえ、やる人でも10分以内に終わります。
④サンドバッグ打ちは人によって様々なやり方がある
サンドバッグはジャブという初歩のパンチから、ストレート、フックなどを段階的に回数を決めてやっていくのを定番しています。
パンチが終わったらキックで、その中でコンビネーションも入れていきます。最初からコンビネーションをやると身体の反応が悪かったりします。
また、ワンツーだけをひたすら打つ人もいますし、フォームを気にせずにパンチを連打したりキックをして汗を流す人もいます。
原則は指導者にフォームを見てもらいながら、フォーム改善に努めてもらいながらやっていくのが普通ですが、フォームに拘りのない人は楽しく打ってもらう事を目標にカウントアップしたり、応援することをメインとします。
時間としては15~30分くらいです。
⑤ミット打ちはボクシングとキックボクシング1ラウンドずつが定番
2分パンチのみでやって、インターバル30秒を経て、2分パンチとキックを組み合わせてミット打ちが定番です。
若い女性・スタミナがある女性だと2回ともキックボクシングでやる人もいます。
※キックボクシングの方が倍近く疲れます
運動強度的には、サンドバッグ練習より何倍もキツいのがミット打ちになります。
あまりにもキツいので1回だけの人もいれば、たまにしかやらない人、全くやらない人もいます。
⑥筋力トレーニングは自重トレーニングが多目
筋トレに関しては、あまりウェイトトレーニングはしない人が多いです。(やってもスクワット、ヒップスラストくらい)
基本的には、腹筋トレーニングが大人気で、続いて足トレ、お尻トレなどが人気。
また二の腕をどうにかしたいと三頭筋トレーニングをやる女性も一定数います。
筋トレに関しては、合同練習・指導者立ち合いなら 殆ど100%の女性がやっている印象です。
初心者の方で自主的に1人でやっている女性は少な目です。半年ほど通っている女性だと逆に1人でやる人も多いです。
時間は10~30分が多いです。
⑦ストレッチ・クールダウンで終了
男性は最後のストレッチやクールダウンをしない人が多いですが、女性は逆に入念にしている人がいます。
しっかり筋肉をほぐす癖をつけることが、女性らしいしなやかな筋肉を手に入れるコツなのかもしれません。
一般女性・営業職・50代の会員歴4年のOさんの場合(動画)
ジム歴3年半の50代女性の練習は上記の動画のような形になります。
一般的な女性に比べると
・縄跳びをしない
・ミット打ちもたまにしかしない
・筋トレはウェイトトレーニングが多い
という少し変わったルーティンですが、50代でも体型維持されている方なのでストレスなくやりたい事に集中する事の方が継続するコツなのかもしれません。
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都合が悪くジムに通えない日は・・・
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自宅でも少ないスペースでキックボクシングができるので、参考にしてみてください。
この記事の筆者

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格闘技ジム経営者、元プロキックボクサー&プロボクサー、柔道整復師。
登録者4万人程のYOUTUBE格闘技チャンネル運営。格闘技についての知識や技術を「楽しく分かりやすく解説」
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