【初心者用】格闘技で使う道具を全部紹介します!オススメの商品もご紹介!!
「格闘技を始めてみようかな。
でも格闘技ってどういう道具を揃えたらいいんだろう?」
そういった疑問を持つ初心者の方向けに
キックボクシングジムを経営する私が、格闘技に必要な道具を紹介していきます!
最初の関門になるのが道具のことだと思います
どの道具が必要なのか気になる人もいるでしょう
再確認のために、この記事に目を通してみるといいかもしれません
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Contents
ウェア
まずは着る物。これがないと始まりません!
プロ選手やガチ寄りの人は上半身裸でトレーニングすることもありますが、基本的にはウェアを着用しましょう。
上半身
上半身に着るものですが
格闘技ジムではラッシュガードを着用する人が多いですが、明確なルールはないのでTシャツでも構いません。
ラッシュガードは
・Tシャツより耐久性・伸縮性がある
・ピッタリと体にくっつくので汗をすぐさま吸い取ってくれる
・動きの妨げにならない
といった理由で着用する人が多いです。
ものにもよりますが、基本的にラッシュガードは2000~4000円で買えます!
「ラッシュガードは体のラインが出てしまうから嫌だ」
「ラッシュガードのピッタリと肌に吸い付く感じが苦手」
「ガチっぽい雰囲気が出るので嫌い」
という人は
Tシャツを選んでもOKです!
ただしその際には
サイズの大き目なTシャツだと動きづらさが出てきたり、対人練習の時に相手がやりづらくなったりするので
適度なサイズのTシャツを着るようにしましょう。その際、体はフィットするが首がキツイ場合にも注意しましょう。
(組み技・寝技においては裾の隙間に手が入ってしまい、思わぬ怪我に繋がることもあります)
普段使いが制限されるものを着るのも楽しいですよ!
下半身
ズボンも特に決まりはありませんが、ハーフパンツや短パンを履く人が多数です。
他にもロングスパッツであったり、ムエタイパンツであったり、あるいはスパッツと短パンの二枚合わせであったりと
それぞれのお好みで動きやすいものを選ぶのがいいと思います!
なお、組み技・寝技を行うシュートボクシングや総合格闘技のジムの場合ですと
相手と密着することが多いため爪のひっかき跡や擦り傷が体のあちこちに出来やすいです。
それを予防するためにラッシュガードやロングスパッツを選ぶという、実用面を重要視することもあります。
それと、丈が膝より上に来るような短めのものを履いている場合
キックをした時に“中身”が相手側から見えてしまうことがあるので、インナーにも気を配ることを覚えておきましょう。
特に選手のように練習をしない場合は寒い冬場などは、ジャージパンツ・ロングパンツでもいいと思います。
ちなみに減量に本格的に取り組みたい人は
サウナスーツ(安ければ2000~3000円で買えます)を着るという選択肢もあります。
私のジムでもサウナスーツを着ながら運動することで、多くの人が減量に成功しています!
慣れないうちは上半身だけ着るといった工夫をしていくのがいいですね
ボクシンググローブ
格闘技で拳の保護のために必須となる道具がボクシンググローブになります。
ボクシンググローブは、オンスグローブとパンチンググローブに分けられますが、しっかりやる場合はオンスグローブを選べば問題ないでしょう。
ボクシンググローブのレンタルを行っている格闘技ジムもありますので、必ずしも購入・持参しなければいけない道具ではありませんが
・ジムにあるレンタルグローブのサイズがいまいち合わない
・レンタルグローブの数が足りない時がある
・自分専用のグローブが欲しい=他人が使ったものを使いたくない
といった方はマイグローブの購入を検討してみるのがいいと思います!
ウェアに関しては割と適当なものを選んでも大丈夫なのですが、ボクシンググローブはずっと使い続ける道具になります。
必要なサイズですが
サンドバッグ打ち・ミット打ち → 8oz or 10oz
スパーリング(ボクシング) → 14oz
スパーリング(キックボクシング) → 16oz
※ジムや環境によっても多少異なります。
格闘技を10年以上研究している私の結論としては、コスパ最強で本革のTwinsの8oz、16ozを持っていれば事足ります。
Twinsも年々、値段が高騰していますので買うなら今が一番安いと思います。
※ムエタイ・キックボクシングメーカーですが、ボクシングや総合の練習でも使っている人は多いです。
ボクシンググローブの種類や選ぶポイント、そして人気のあるボクシンググローブをまとめた記事のリンクを貼っておきますので
しっかりと理解した上で購入を決めましょう!
(なお総合格闘技で使うオープンフィンガーグローブについては割愛しています)
↓↓
高いものだと30000円くらいしますね
だいたい10000円くらい見積もっておくのがといいと思います!
防具
用途によって必要となるもの、必要ではないものがあります。
ジムの方でレンタルさせてくれる場合がほとんどですが
プライベートな場でも練習したい人や、自分専用の道具を使いたい人は購入を考えておきましょう!
尚、アマチュアの試合を目指す方、プロを目指す方は問答無用で揃えないといけません。
バンテージ
グローブをはめる下準備として、必須になる道具がバンテージです。
バンテージとは拳に巻いて固定することで、拳や手首を怪我から守る包帯のことになります。
「自分は拳が強いからバンテージをしなくても大丈夫!」という人もたまにいますが
拳が痛くならなくても皮が剥けて出血したり、実は骨の方でしっかりダメージを受けていたりします。
鍛え抜かれたプロの格闘家でさえバンテージを巻いていても拳の負傷をすることがあるように
100%の保護はできないものの、バンテージを巻くことで不必要な怪我は確実に予防できます!
グローブやウェアに比べると、バンテージは小さいので存在感が薄く
洗い忘れて洗濯機の上に置いたままになっていたり
せっかく洗ったのに机の上に置いたままになっていたりするケースが多いです。
なのでバッグの中に常に一つはバンテージを入れておくくらいの余裕を持つために
複数購入することがオススメです。
その後、youtubeでお勧めしすぎて品切れになりました・・・
Amazonでは売り切れている!?超オススメバンテージですが、楽天では買えるかもしれません↓
またバンテージのカラーバリエーションについては白色が最もメジャーですが
最近は赤青黄色、迷彩柄といった幅の広がりを見せています。
そういったオシャレ面での理由からバンテージを複数購入し
その日の気分で使うバンテージを変えてみるのもいいと思います!
そこにオシャレ要素を取り入れていくと格闘技への向き合い方も変わってくると思います!
1000~2000円くらいのお手頃価格で買えるものがほとんどですね
バンテージの種類
バンテージは大きく分けて、「伸縮タイプ」と「非伸縮タイプ」があります。
伸縮タイプ
巻きやすく、拳や手首に上手くフィットするというメリットがあります。
その反面、使用や洗濯を繰り返していくうちに伸び縮みしにくくなっていくのが難点になります。
非伸縮タイプ
伸縮タイプよりも耐久性があるのがメリットです。当然、拳を保護する性能もこちらの方が高いです。
ただし伸縮タイプに比べると、巻きやすさやフィット感は劣ってしまいます。
特性を知った上で自分に合う方を選ぶのがいいと思います!
バンテージの形状
包帯タイプ
バンテージは包帯のように巻いていくタイプが一般的です。
プロの選手が使う物だと9mの長さのバンテージもありますが
一般男性だと3.5m~4.5mくらいの長さが目安で、女性や子供であればこれより短くても大丈夫です。
グローブタイプ
バンテージを巻くのに手間がかかって面倒くさいという人には
手袋のようにはめて、最後にマジックテープで固定するだけのグローブタイプの簡易バンテージもあります。
もちろん着脱は楽なのですが、拳を保護する効果においては従来のバンテージの方が優れているので
「パンチ力を上げていきたい!」と意気込むような人には向かないアイテムとなります。
グローブタイプのバンテージで圧倒的シェアNO1なのがRDXです。私も15年前からこのメーカーがダントツでした。
軍手
その他に安上がりで簡単な選択肢として、軍手というチョイスもあります。
しかしこの場合だと手首までカバーできないうえ、バンテージほどの保護効果も期待できないのでオススメはしません。
バンテージの巻き方と、私がオススメするバンテージを紹介した記事のリンクを貼っておきます。
↓↓ こちらも要チェックです!!
レガース(脛当て)
膝下から足の甲にかけて広く保護する防具で
軽く蹴ろうが本気で蹴ろうが、キックを使った対人練習をする時に必須となります。
なおキックのミット打ち、サンドバッグ打ち、キックのないボクシングをやる場合にはレガースは不要です。
レガースの価格は3000~10000円と多少バラツキがあります。
レガースはコチラのモノがオススメです。私のジムでは10SET以上買っています。
以前は厚めのタイプや高額なメーカーを買っていましたが、「一番大事なのはズレない事」に気付き、コチラをチョイスしました。
※コスパ・フィット感・耐久性ともに抜群で壊れません
膝当て
レガースを着けているから安心かと思いきや、実は盲点になりやすいのが膝になります。
そのせいで思わぬ怪我をしてしまうこともありますね
格闘技あるあるです!
レガースとSETで膝当て(ニーパッド)を買うのもオススメしています。
コチラの膝当ては伸縮性がありレガースを穿いた後でも装着可能で防御性能も高いです!
※専門的な膝当ては値段が高いですが、当ジムでは色々使ってコレがコスパ・性能共にNO1かと思っています
ファールカップ
男性の急所を保護する目的で着用します。およそ2000~3000円で買えます。
保護と言っても、本気のキックであればファールカップの上からでもダメージが入ってしまいます。
ファールカップをしていなかったら尚更大惨事となるので、必ず着けておきましょう!
下半身への攻撃が禁止されているボクシングであっても、不慮の接触もありえるため試合やスパーリング時にはこれを着用することになります。
なおフィットネス・ダイエットのために格闘技に取り組む人にとっては不要な道具です。
それとプロの試合ではウェアの下に隠して着用することになりますが
練習では衛生面・着脱のしやすさから考えてウェアの上から着用が一般的です。
ファールカップも10年以上色んなものを使いましたが、とにかく薄型のものはベルト部分が一瞬でヨレヨレになるし、何より保護が甘い。
大きなベルトタイプはボクシングにはいいですが、キックには向かない。色々買って試した結果、一番ヨレずにガッチリ守れるのはRDXでした。
ヘッドギア
目や鼻など、人体にとって重要なものが集中した頭部を相手の攻撃から守る防具になります。
ヘッドギアの価格としては3000~15000円と、グローブと同じようにピンキリとなっています。
フィットネス・ダイエット目的で格闘技に取り組む人や
対人練習においては、軽く触れる程度~寸止め~対面シャドーボクシングをするぐらいの人でしたらヘッドギアは不要です。
マス~ガチスパーリングをやれる人は格闘技のレベルが上がってきているために、ヘッドギアをしない人をたまに見かけますが
お互いの安全面を考慮し、原則としてヘッドギアを着けておきましょう。
チャンピオンクラスの選手も練習時にはヘッドギアをしっかり着けています!
使用するヘッドギアは、顎のガードが厚い+目元がしっかり奥に入っているモノが望ましく
特にインファイト(近距離)練習では適切なヘッドギアをしていないと、顎関節脱臼が頻発します。
そして、目元にグローブが入るヘッドギアですとアッパーによって網膜剥離などの重篤な怪我に繋がることがあるので注意してください。
以下のヘッドギアは上記の内容をクリアし、アマチュア試合でもよく使われているヘッドギアになります!
マウスピース
2~3万はしますが息苦しさ0、フィット感抜群です。
その他
シューズ
キックボクシングやムエタイは裸足で行いますが
ボクシングをメインにする人はシューズを履いた方がいいです。
「シューズを履かないとボクシングできません」というルールはないので、必須ではありません。
履く場合は、通常の練習時であれば室内用の運動靴なら何を選んでもOKです。
ただしボクシングの試合においては「シューズは、スパイクのない柔らかいものであること」という条件があって
『ボクシングシューズ』という名称で売られているものであれば何を履いても大丈夫です。
ちなみにボクシングシューズは足首の捻挫を予防するために、ハイカットになっています。
あまり高額なシューズを買いたくない方、敷居が高いと思う方はバタフライの卓球シューズもオススメです!
私もプロテストを受けるためにボクシングジムに通ったときはコーチにオススメされて買いましたが、とても使いやすく、プロテスト当日も使いましたが問題なく合格しました。
タオル
格闘技は運動量があるので、汗拭きとしてタオルがあるとだいぶ助かります。
その人の発汗量にもよりますが、大き目のタオルを用意しておくことが望ましいです。
ミット
ジムの方で揃えてあるので、練習生が買う必要はありません。
ミット打ちでは、基本的にはジムのトレーナーがミットを持ってくれますが
自分自身もミットを持てるようになると格闘技のレベルが上がってきます。
なのでミットの購入は必須ではありませんが、オススメです!
コチラのキックミットはキックボクシングジム(特にフィットネスも兼ねている)なら確実に導入してあるミットです。
中級者以上ですと厚手のキックミットでもいいですが、持ち手or蹴り手のどちらかが初心者ならこちらがオススメです。
当ジムでも初心者には必ずこちらのミットから使ってもらっています。
※ペアでの販売ではないのでご注意ください
こちら↓↓の記事では、ミットの種類やオススメのミットを紹介しています!!
参考にしていただければ嬉しいです!
格闘技で使う道具を紹介していきましたが、いかがでしたか。
オススメのメーカーも色々とあるので、この記事を読んだだけではイマイチわからないという人は
ジムのスタッフやトレーナーに相談してみると良いアドバイスがもらえると思います!!
この記事の筆者
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格闘技ジム経営者、元プロキックボクサー&プロボクサー、柔道整復師。
登録者45000人程のYOUTUBE格闘技チャンネル運営。格闘技についての知識や技術を「楽しく分かりやすく解説」
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