ボクシングのバンテージの巻き方 | 一番簡単な方法

ボクシングのバンテージの巻き方が難しくて、ついつい軍手でやってしまう時期は誰でもありますよね。

 

そんなガサツな人でも簡単に固定ができる方法をご紹介します。

それは予め、束を作って拳に乗せる巻き方です。

この巻き方なら、どんな方でも1分以内に正確に巻くことができます。

 

この巻き方と詳しい解説、その他の固定方法も動画と共に解説していきます。

 

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バンテージの下準備

届いた時にバンテージは逆巻きでロールになっています。

 

手に巻くためには

“1度バラバラに解いて、手に巻くロールにする”

必要があります。

 

 

ただ、コチラも非常に面倒くさい。

毎回、洗濯した後も必ず2個分、やらないといけないので何とか簡単にやりたい事ですよね・・・

 

今回は10年間、その作業を行ってきた私が、それを最速で行うやり方でオススメなものを2つ紹介します。

 

器具を使ってバンテージをロールにする巻き方

包帯を巻くための道具を使ってロールにするやり方です。

バンテージを巻く頻度が多かったり、1度に6ロールくらい一気に巻く・・・なんて人は是非購入することをオススメします。

 

何故なら、ストレスなく、簡単に20秒~30秒でロールに出来るからです。

 

やり方は

 

①バンテージのマジックテープ側を器具にセットする

※この時にマジックテープ部分を強く抑えて、引っ張っても抜けないように絡ませます

 

②下に伸びた部分を引っ張りながら、ハンドルを前に回す

 

③最後にロールを抑えながら、ハンドルを前に回す

※ロールが締固まります

 

④ロールを取る時は、ハンドル逆に回す

 

これで簡単に巻く事が出来ます。

 

包帯巻き機は、接骨院で使うわけではないので、できるだけ安価なものを選んでいいです。

私がジムで5年以上使っているのはコチラです。

※Amazonの方が安いのでオススメ

 

道具なしでバンテージをロールにする巻き方

バンテージを手だけで綺麗にロールにしたい時って結構あると思います。

そんな時に接骨院の先生が結構使っている裏技的なやり方があります。

 

それは片足を使って巻く方法です。

 

やり方として

 

①太腿の前にバンテージを押しつけながら小さく巻いていく

 

②膝くらいまでいったら、一旦上に戻す

※この時に下のバンテージを綺麗に整えます

 

③これを繰り返すだけです

 

慣れたら30秒くらいで終わります。

 

 

バンテージの巻き方

私のジムの99%の初心者が習得できているバンテージの簡単な巻き方と私が行っているプロ流の巻き方をご紹介します。

上記の動画に巻き方の秘訣が全てtいます。

 

超簡単な巻き方

 

1.親指と人差し指の間にバンテージの帯を挟み込み、そこから掌を軽めに6,7回巻いていきます。

 

2.巻いた束が崩れないように手を抜きます。

 

3.束を太股に置き、外側を少し折り余らせることで、たるみを持たせます。

 

4.たるませた箇所を親指と人差し指で挟みます。

 

5.挟みながら、さきほど作った束を小指の方からテンションをかけながら一周巻いて「仮止め」を作ります。そこまで来たら親指を離します。

 

6.そこから斜めに手首を半周します。

 

7.半周してきたら手の甲側から、掌側に向かって中指と薬指の間を通します。

※この時、きつく巻くと後々痛くなってしまうので軽めで大丈夫です。

 

8.指の間を巻いてきたら、親指と人差し指の間に戻ってきます。
※そこからまた手首を半周します。

 

9.今度は小指と薬指の間を通します。
親指と人差し指の間に戻ってきて、また手首を半周します。

 

10.人差し指と中指の間を通し、親指と人差し指の間に戻ります。

 

11.最後は手首4~5周、巻きます。
※ここもきつくやらずに、軽く巻くだけで大丈夫です。

 

12.末端のマジックテープが出てきたら、ここだけはきつめに巻き付けておきます。これで完了です。

 

この巻き方さえマスターできれば、バンテージについて怖いものなしです。

 

因みに私がお勧めしているのはアディダスのバンテージです。

マジックテープが非常に強く、生地の素材も良く、他のメーカーのものと比較して巻き終わった時のヤル気の出方が全然違います。

 

コチラは3.5m ※はじめて1,2年ならコチラで十分

コチラは4.5m ※パンチ力がかなりついてきた人、プロ向け

 

 

プロ流の巻き方

最後に私がやっている巻き方をご紹介ます。

どういう人にオススメかというと、上記の巻き方よりスタイリッシュにバンテージを抜かずに一気に巻きたいという方向け。

 

 

この巻き方ができると、更に時短にもなります。

 

やる方を説明すると

 

1.親指と人差し指でバンテージの帯を挟み、一周します。

 

 

2.バンテージを行き来させ、ミルフィーユのような層を作っていきます。

※この時、バンテージが親指に戻ってくるたびに束を親指と人差し指で挟むのが最大のコツです

 

3.バンテージが4,5回ほど行き来して束ができたら、先程の「(仮止め)」へ移行し、後の手順は同じになります。

 

これらの巻き方をすることによって、掌側が厚くならずにグローブを握りやすく、かつナックルや手首も固定できます。

プロの選手は親指までしっかりと巻きますが、そこは必須でもないと思っています。

 

バンテージのよくあるトラブル

バンテージを巻くと必ず起こるトラブルがあります。皆さん焦るので、一度確認しておくと安心です。

 

「せっかくバンテージを最後まで巻いてきたのに、マジックテープが逆でした」という場合

その解決策は簡単です。

その時は仕方なく最初からやり直しです …ということはなく、ほんの少し戻って、バンテージを反対に捻じる事で解決します。

 

マジックテープの受けが出てきます。

 

洗濯するとバンテージがぐちゃぐちゃになる場合

マジックテープが他の洗濯物に引っかかってしまったり、バンテージが絡まると巻きにくくなります。

 

そうならない為にも洗濯ネットにバンテージを入れて洗濯するといいでしょう。

 

洗濯ネットは用途に応じて大小1つずつあれば十分です。

私がジムで使っているネットはコチラです。

この記事の筆者

土屋 和義
土屋 和義
格闘技ジム経営者、元プロキックボクサー&プロボクサー、柔道整復師。
登録者45000人程のYOUTUBE格闘技チャンネル運営。格闘技についての知識や技術を「楽しく分かりやすく解説」