ミドルキックの連蹴りのコツを解説!初心者でも1日で習得可能!
ミドルキックの連続蹴り、すなわち連蹴りを1日でマスターするために
キックボクシング初心者に連蹴りのコツを詳しく解説&指導しました!!
ムエタイ戦士たちがサンドバッグとかミットでよくやっているアレですよね。
運動量がすごいからダイエット&フィットネス勢にも受けがいい技ですね!
でもアレって、どうやったら上手く出来るのかわからなくて悩んでいる人が多いんじゃないでしょうか?
では、今回はTAKAさんの復習も兼ねてミドルキックの連蹴りを解説していきましょう!
「スマイルキック代表の私(土屋)によるガチ指導で、格闘技初心者はどこまで進化するのか!?」
というコンセプトで、女性会員の南さんに協力していただき動画を撮影しました。
その続編として、今回はミドルキックの連蹴りの解説となります!
(動画内ではサイドキックも解説しています)
↓↓ 動画のリンクも貼っておきます。よろしければ再生してみてください。
↑
連蹴りの練習には自立型サンドバッグ=BODYMAKERのスタンディングバッグが最適です。
※あくまでもフォーム重視で蹴り込んで下さい
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ミドルキックの連蹴りとは?
ミットを持つ人を追いかけていく連蹴りもあるのですが、
基本的にはその場から動かず、同じ足を使ってミドルキックを連続で蹴っていくという技です。
実際の試合やスパーリングで使えるかと言うとかなり微妙で、
観客を沸かせるためのパフォーマンス技としての側面が強いです。
しかし同時に安定した体軸を作ったり、体の連動性を高めたり、
スタミナを強化したり、肉体を追い込んで脂肪を燃やしたり、ちゃんと出来れば見た目も格好よかったりと、
習得することができれば、
あるいは習得する過程で得るものが多い技となります!
ミドルキックの連蹴りを習得しよう!
さてミドルキックの連蹴りで最重要ポイントとなるのは何だと思いますか?
それは、
「力強さ+フォームのキレイさ」です!
足だけで適当にバンバン蹴りまくればいいということになってしまいます。
まずは南さんの指導前のフォームを見るために、ミドルキックを10連打してもらいましょう。
ここからどう変わっていくか楽しみです!
ミドルキックの連蹴りのコツ①
ではここからミドルキックの連蹴りのコツを一つひとつ紹介していきましょう!
ミドルキックを蹴る時は全身を伸ばす
全身をバネにするような感覚で、伸ばして蹴ることで威力が上がります。
軸足はつま先立ちになります。
つま先で蹴り続けていると、足の指の皮がズル剥けてくるので、粘着力が強いニチバンのホワイトテープを巻いて練習する事をオススメします。
その場でジャンプをすることで戻る
蹴った後は素早く戻る必要があります。
そのためジャンプで戻り、同時に次弾の「溜め」も作ります。
この時、軸足の踵も一旦地面につけます。
戻る時は、左足の近くに右足を置く
左足と右足の位置が開きすぎるとモーションが大きくなり、一回一回の蹴りが遅くなってしまいます。
その状態でまた伸びあがって蹴る
「溜め」がすでに出来ているので、すぐ蹴ることができます。
連蹴りの手順としては、これを繰り返していきます!
ミドルキックの連蹴りのコツ②
では、より細かい部分も解説していきます。
蹴って戻る時、足はクロス&膝を曲げる
戻る時に膝が曲がっていないと、次に伸びあがって蹴ることができません。
また足をクロスさせて角度をつけないとキレイなミドルキックになりづらいです。
蹴る時に伸び、戻る時にジャンプ
南さんの場合は、蹴る時にジャンプしていることがありました。
速く蹴ろうとすると意識が先走って、「蹴りの伸び」と「戻りのジャンプ」がごっちゃ混ぜになりやすいので注意です。
背筋は伸ばす
背筋を伸ばし、頭から上半身にかけては固定します。
軸がブレると見た目も良くないので、単発で蹴っても連続で蹴っても安定したフォームになるようにしましょう。
鏡で自分の姿を見ながらやる
自分がどんなフォームで蹴れているか確認しながら修正点を見つけていきましょう。
左足で“ケンケン”するような感覚でやってみる
戻る時にジャンプする感覚がわかりづらかったら、その場でケンケンをしてみましょう。
前後左右に体が流れないように、バランスを保つ練習にもなります。
ただし蹴る時にジャンプする癖がついてしまわないように。
スタンディングバッグを使う
天井から吊るされているサンドバッグは硬かったり揺れたりするので、
柔らかくてその場から動かないスタンディングバッグが連蹴りの練習に適しています。
実際のところ夜に撮影を行っていたんですけど(笑)
ミドルキックの連蹴りのコツ③
南さんを含め、ここまでやってきても今一つしっくりこない人のために、
少し不本意でもあるのですが番外編として裏技(?)をご紹介します。
最初からずっと体を横(左)向きにして蹴ってみる
オーソドックスの右構えからスタートすると動作がややこしく感じられる人もいるので、
難易度を下げて、最初からずっと蹴った時の左方向を向いたまま固定してしまいます。
左手は顎の位置に固定する
ガードを常に固めておく意味でも、手があちこちに流れてしまいやすい人は最初から固定しておきましょう。
右手も高さだけ固定して、肘の曲げ伸ばしのみ行う
蹴る時に右肘を伸ばし、戻る時に曲げます。
指導員が後ろで支えてあげる
本人が嫌がらなければという条件で指導員が後ろに立って、
練習生の両手や体が変な方向へ動かないように押さえてあげる方法を使うのもアリです。
すると「蹴る時に伸びて、戻る時にジャンプ」の動作に専念できます。
南さんはこれを繰り返し行うことで、連蹴りの動作を身に染み込ませた…はずです(笑)
ということで本番の採点タイムです!
点数は…100点です(甘)
前回のフックに比べれば微々たる変化でしたが、
手と足の伸びや体幹の安定性は最初より良くなっているのがわかると思います!
今後も焦らず自分のペースで練習し続けてみてください!
練習を継続し、昨日より0.1mmでも上手くなっていければ大成功ということですね!
ミドルキックの連蹴りのコツの解説は以上となりますが、いかがでしたか?
少しでも参考になっていただけたら嬉しく思います!
フック編の記事も投稿していますので、気になる方はコチラから閲覧してみてください。
この記事の筆者
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格闘技ジム経営者、元プロキックボクサー&プロボクサー、柔道整復師。
登録者4万人程のYOUTUBE格闘技チャンネル運営。格闘技についての知識や技術を「楽しく分かりやすく解説」
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